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Unit 4 at Body&Soul

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気がつけばもう今年もあと半月をきっています。 我が家は先取り大掃除を始めました。 10月、11月が暖かい日が続いたせいか、街の風景はまだ秋のように感じる所もありますよね。 よく見るとクリスマス使用のオブジェ さて、土曜日は南青山Body&Soulにて、中村健吾"Unit4"のライブがありました。 お忙しい時期に沢山のお客様にお越しいただき、大変嬉しく思います。 ありがとうございます。 今年から始めた中村健吾の新ユニットですが、同店での出演は初めて。 思いのほか、音が店に馴染んだという印象を受けました。 普段アコースティックなセッティングのJAZZの演奏が楽しめる老舗店で、JAZZファンクをやるというのはある意味挑戦でもありました。 この日はバンドが慣れてきたこともあり、皆いつもよりリラックスして演奏していました。 特にピアノの菊池太光は凄かった。 本人も言っていましたが、楽に楽器を演奏している印象があり、楽器がいつも以上に鳴っていて、演奏の内容も、熱いけどいつも以上に冷静さ加わり、とんでもないアイデアが湧き出てくる。 バンドの中で一番若いのですが、いつも勉強になります。 バンドの楽しい雰囲気が伝わったのか、お客さんの反応のステージから見ていてとても楽しんでいただいているように感じました。 次回はこのバンドが生まれた、六本木Alfieにて、3月2日(金)、もちろん同じメンバーでのライブがあります。 是非、生の"Unit 4"を体験していただけると嬉しいです。

Sax専用ブログ開設

サックスの情報に特化したブログを作りました。 日々思っていること、専門誌でもなかなかとりあげないような内容も書いていきたいと思います。 沢山のサックスプレイヤーの方に読んでいただきたく、サックスを趣味で吹いている友達がいるという方にも是非このサイトをお知らせ下さい。 情報交換して盛り上がればいいなぁと思っております。 よろしくお願い致します。 山田拓児 Sax Information Blog http://takujazzsax.blogspot.com

「Lite Blue」CDジャケットに関するはなし

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ファーストリーダーアルバム、「Lite Blue」の発売まで、1ヶ月と少し。 ようやくCDのジャケットが決まりました。 このアルバムは録音したのが2008年の10月。 完全帰国するほんの20日に録音したものです。 その頃から、自分のアルバムには自分の写真ではなく「絵」でいこう、と強く決めていました。 しかも、「誰か」の絵ではなく、「ソネユウコ」という友達の絵をCDジャケットに使いたいと強く思っていました。 そう思い続けて3年。 ようやくリリースすることになり、そして希望通りソネさんの作品でジャケットを作ることができました。 ソネさん、僕がニューヨークに住んでいた頃に知り合った画家で、年も同じくらいで、フィールドは違えど、言い方が古いかもしれないがいわゆる「修行」でNYに住んでいました。 現在、長いNY生活を終えて、つい最近日本に帰国したばかりのアーティストです。 NYと言えば、ジャズ同様、アートの世界も非常に深いのは周知の事実。 世界各国から様々なアーティストが集まる街。 一見、刺激が多く、楽しそうな街ではあるが、楽しいだけではありません。 ニューヨークは住むと色んな世界が見えて辛い経験もたくさんします。 そのような中だからこそ、産まれる作品があるのかもしれません。 そこで彼女はひたすら作品を創り続けてきました。 ソネさんの作品は、何かを無理に訴えかけてくるはなく、自然に身体に馴染んできます。 どういう縁か、DNAに組み込まれているのでしょうか、僕は音楽でいうと、ケルト音楽を聴くと非常に懐かしく感じてしまいます。 全然知識などないのに。 ソネさんの絵は、いつも僕のDNAの組み込まれている何かを刺激します。 そして、言ってしまえば、僕同様まだまだ無名の新人。 僕自身彼女のファンで、もっと沢山の人に知ってもらいたいという気持ちもあります。 (ただ、彼女は良い意味でいわゆるアーティスト気質なのか、世に出るということに関して疎いところもあります。彼女のホームページがないのです。いずれ作ってくれるとは思います。) そんなわけで、今回はソネさんに依頼し、CD音源を渡して新作を描いていただきました。 Amazonなどのネットショッピングのサイトで見ると画素数が低いので、その作品の素晴しさのほ

アルバム参加メンバー紹介:Luques Curtis

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あっという間に12月に入りましたね。 東京は前日との気温差11度。一気に冬になりました。 さて、リーダーアルバム『Lite Blue』の発売まで約1ヶ月半。 これからこのアルバムに関する情報を少しずつ公開していきます。 先ずは、どんなメンバーなのか?気になる方も多いと思いますので、メンバー紹介の記事を書いていきます。 参加ミュージシャンの紹介、第1回目はベースのLuques Curtis。 名前、あまり見慣れないと思いますが、正式に英語の発音で言うと、カタカナ表記でルケェァースに近い感じかな?? このブログではルーカスで書きます。 彼はバークリー音楽大学で知り合い、同じ年に卒業し、そして彼もニューヨークに拠点を移しました。 彼のプロフィールを最近見て知ったのですが、全額奨学金の生徒だったようです。 バークリーというのは、本当に「ピンキリ」で、学生と言えど、この全額奨学金の生徒たちはワールドワイド・クラスと言っても過言ではありません。僕が在籍していた時は、テナーのWalter Smithや、トランペットのChristian Scottなどが在籍、その頃からアメリカ国内外で活躍していました。 ルーカスの魅力はなんと言っても、ベースの音とグルーヴ感覚。 ポール・チェンバースやダグ・ワトキンス、ブッチ・ウォーレンのようなあの時代のスウィングのグルーヴ感覚。 そこにいてほしい、前に出しゃばることはなく、それでいて存在感の大きさはバンドで一番。 ルーカスは、現在ニューヨークで色んなバンドで活躍していて何でも弾きますが、特にその時代の音楽を凄く研究しています。 また、もう一つの彼の魅力はラテンのグルーヴ。 ラテンとジャズは言わば「いとこ」のような関係ですが、そのリズムというのは演奏するととても難しく、両方の"本物の"グルーヴ感覚を身につけているルーカスのようなミュージシャンは実は多くはありません。 ルーカスはラテンジャズピアニストの大御所、エディ・パルミエリのバンドにも参加しているほど。 エディ・パルミエリとトランペットのブライアン・リンチその双頭バンドのアルバムがグラミー賞を受賞しましたが、実はルーカスもこの録音に参加しています。 そして兄(確か兄だったと思う)のザッカイとの兄弟双頭ユニット、T

2012年1月スケジュール

2012年 1月スケジュール 1月8日(日) 御茶ノ水  NARU 東京都千代田区神田駿河台2-1 十字屋ビルB1 Tel:03-3291-2321 open18:00 statr 1st19:30 2nd 21:00 3rd 22:30 music charge ¥2500 大坂昌彦グループ 大坂昌彦(d)山田拓児(as,ss,bcl)鈴木央紹(ts)今泉正明(p)島田剛(b) = = = = = = = = = = 鈴木良雄 "Generation Gap" 2012ツアー! 鈴木良雄(b)中村恵介(tp,flh)山田拓児(as,ss,bcl) ハクエイ・キム(p)大村亘(d) 1月11日(水) 静岡  Life Time 静岡市葵区紺屋町11-1 TEL:054-250-0131 1月12日(木) 名古屋  jazz inn LOVELY 名古屋市東区東桜1-10-15 TEL:052-951-6085 start 19:30 1月13日(金) 金沢  もっきりや 金沢市柿木畠3-6 TEL:076-231-0096 1月14日(土)&1月15日(日) 富山 Five Spot 富山県富山市総曲輪4-9-1 TEL:076-422-5432 = = = = = = = = = = = = = = = 1月18日(水) 山田拓児リーダーアルバム 『Lite Blue』 (ライト・ブルー) 発売!!! = = = = = 1月19日(木) 町田  NIca's 町田市森野1-13-22 渋谷ビル3F TEL:042-729-8048 19:45 start チャージ 2500円 山田拓児Quartet 山田拓児(as,ss,bcl)片倉真由子(p)本川悠平(b)二本松義史(d) 1月24日(火)昼 新宿  Pit Inn 新宿区新宿2-12-4アコード新宿B1 TEL:03-3354-202414:00open 14:30start お昼のライブです チャージ:1300円(1ド

Jazz Perspective

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先週、Jazz Perspectiveという雑誌を買った。 雑誌という言葉からするイメージとは違い、手にとった時にがっちりとした質感がある。 また内容にはびっくり。 表紙のオシャレなデザインから想像するものとは違い、教則本と言ってもいいような内容。 今回はフレンチ特集ということもあり、僕の全く知らないアーティストの名前が沢山出てくる。 フレンチ・ジャズの変遷、レーベル、アーティスト、「へぇ〜、こんな世界があるのかぁ」と感じた。 教則本と書いたが、一冊読み終えると疲労感を感じてしまうほど、あながちその表現は間違っていないと思う。 それほど情報の量と質、深さがあり、僕にとっては新鮮であった。 また、ミュージシャンサイドから見た感想として、あまりお金のニオイを感じない雑誌だなぁとも思った。 一種の、「偏り」が感じなかったからであろうか。 個人的には、ピアニスト西山瞳ちゃんの記事がとても良かった。 僕はお会いした事のないレコード店店主のお話ですが、胸がじーんとしました。 また、一人のアーティストとしての信念や心構えなど読み取れて素晴しいと思いました。 こういう雑誌が増えてほしい。 この雑誌、先週第3号が発売されて、次回は4月発売らしい。 5ヶ月先。 先ずは季刊誌、そして隔月から毎月発売される事を願って(発行元は年間発行回数が増える事を望んでいるかどうかわかりませんが)、微力ながら応援しようと思います。

リーダーアルバム出します!

いよいよリーダーアルバムを発表することになりました!! 先ずはアルバム情報を書き記していきます。 山田拓児 『Lite Blue』 (ライト・ブルーと読みます) 現在ジャズ・シーンに新たな風を吹き込み、良質な音楽はもちろんパッケージにもこだわるを持つ、最も真摯なレーベル、 D-MUSICA より 2012年1月18日発売 メンバー 山田拓児(alto & soprano saxophones, bass clarinet) Danny Grissett(piano) 阿部大輔(guitar)track3,5,6,8,9,10 Luques Curtis(bass) Quincy Davis(drums) produced by 阿部大輔 曲 1. In A Reverse Way  2. Dancing In The Deep Blue Sea  3. Kurikology  4. Don't Blame Me   5. Fly  6. Rain  7. When Lights Are Low   8. Lite Blue  9. The Blue Jacket  10. Skylark   4,7,10がジャズスタンダード曲、他がオリジナルです。 録音は2008年10月、ニューヨークに住んでいた時に録音しました。 バークリー時代からの友達、ベースのLuques、ニューヨークのジャムセッションでよく一緒に演奏していたQuincy、洗足とバークリーでの先輩であり、現在もニューヨークで活動している阿部大輔、そしてmy idol、ピアノのDanny。 世界を駆け回って演奏している彼らとの共演は、スリリングで情熱的であり、ジャズに対する愛に満ち溢れていて、 なんとも夢のようなレコーディング・セッションでした。 現在、CD発売記念ツアーを計画しています。 決まり次第随時お知らせします。 しばらくこのアルバムに関する情報、アーティスト一人一人をピックアップした内容など、日々ブログにアップしていきますのでお楽しみに!! 山田拓児ファーストアルバム、『Lite B

UoU映像

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UoU2011summerツアーの映像です!! モーション・ブルーでの演奏です。 なかなかメディアに出てこないバンドですので、正直どんなバンドなんだろう?という方も、、、 そもそも、UoUとは何ぞや?という方も沢山いるかと思います。 UoU、ユーオーユーと読みます。 アメリカに住んでいた時に組んだバンドです。 5人編成のバンドで、2人はニューヨークに住んでいるため、現在は年に二回を目標にツアーを組んで活動しております。 詳しくは UoUのホームページ をご覧いただけると嬉しいです。 先ずはこの最新映像をお楽しみ下さい。

雑誌

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お久しぶりです。 ネタは沢山あるのに全然更新できない日々を過ごしていました。 急に寒くなり始めましたが、いかがお過ごしでしょうか? 隔月発行のサックス専門誌「The Sax」が50号を発刊する事になりました。 50号記念として、国内サックスプレイヤー大名鑑という特集があります。 僭越ながら僕も載っています。 使用楽器、思い出のコンサートなどアンケート形式で、沢山のプレイヤーの情報が掲載されています。 ベテランの方の思い出のコンサートは、僕が生まれる前のいわゆる伝説のコンサートであったり、あなたにとってのサックスとは?というアンケートもあるのですが、わりと自分と同じ考えの方が多いなぁと、読んでいてなかなか面白いです。 情報を集める事が好きな僕にとって、特に専門誌に載るのは嬉しい事です。 確か高校生の時は「いつか自分もプロになって取材されたい」と思っていたはず。 50号記念という事で、表紙は渡辺貞夫さんというのもなんだか嬉しい。 このコーナーに掲載されている一部のプレイヤーから、読者へプレゼントがあり、僕もUoUと来年発売する自分のリーダーアルバムをプレゼントさせていただきます。 (注)UoU及び自分のアルバムのプレゼントは次回号(vol.51, 2012年1月25日発売)巻末の応募ハガキより応募となります。他のミュージシャンのCDや、sax本体(!!)などのプレゼントはこの号の巻末ハガキから応募できます。 どうぞ、立ち読みではなくご購入を。 発売は11月25日です。

2011年12月スケジュール

12月3日(土) 新宿  PIt Inn 新宿区新宿2-12-4アコード新宿B1 TEL:03-3354-202414:00open 14:30start  お昼のライブです チャージ:2500円(1ドリンク付き) 鈴木良雄"Generation Gap" 鈴木良雄(b)中村恵介(tp)山田拓児(as,ss,bcl)ハクエイ・キム(b)大村亘(d) ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 12月9日(金) 御茶ノ水  NARU 東京都千代田区神田駿河台2-1 十字屋ビルB1 TEL:03-3291-2321 1st set 19:30~ 2nd set 21:00~ 3rd set 22:30~ 大坂昌彦グループ 大坂昌彦(d)山田拓児(as)西口明宏(ts)今泉正明(p)島田剛(b) ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 12月10日(土) 町田  ノイズ 東京都町田市原町田6-6-14 JORNA 4F(町田駅徒歩1分)  TEL 042-725-5797 藤井進一グループ 藤井進一(g)山田拓児(as)トオイダイスケ(b) 秋葉正樹(d) ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 12月12日(月) 新宿  Jazz Spot J 新宿区新宿5-1-1 ロイヤルマンションB1(旧厚生年金会館並び 市ヶ谷寄り4つ目のビル) TEL:03-3354-0335 Facebook「ジャズ天.TOKYO」イベント 参加費:5,000円(ジャズ天スペシャルパッケージプラン)     ミュージックチャージ・テーブルチャージ・ドリンク2杯   ・サラダ・パスタ込!※事前振り込み 定員:50名 ★☆★お問い合わせ★☆★ jazz.ten.tokyo@gmail.com 出演 二見あかね(vo)山田拓児(as)杉山貴彦(p)金森モトイ(b)二本松義史(d) Facebook pageの「ジャズ天.TOKYO」のイベントです。 以下、運営の二見さんのメッセージをFacebookより転載します。 ジャズで日本を元気にするプロジェクト、

T'sのライブ

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少し遅くなりましたが、火曜日のT'sにお越しいただたお客様、ありがとうございました。 T's は雰囲気がアットホームでとても居心地が良く、そう感じる方も多いように思います。 いつもかかっている音楽も良いし。ご飯も美味しいし。 行った事が無い方、オススメです。 今回のライブ。 メンバーはリーダーアルバムを発表したばかりの奇才・土井徳浩、本川悠平、二本松義史との4人。 土井さんのクラと、僕のバスクラの組み合わせ、いかがでしたか? あまりライブハウスでは聞くことの出来ない音色を楽しんでいただけたのではないでしょうか。 管楽器の魅力の一つに、数種の管楽器と組み合わせた時に生じる音色が、単体で聞く時と印象が変わる、ということが上げられると思います。 今回は土井さんはクラリネット、アルト&テナーサックスの3本、僕はアルト&ソプラノサックスとバスクラリネットの3本楽器を持ち替えして、色んな音色の組み合わせを楽しみました。 組み合わせによってはイマイチな組み合わせもあります。 僕の経験上、ソプラノとバスクラはイマイチな感じでした(テンポやメロディーによっては良いのかもしれませんが)。 トランペットとソプラノもイマイチですが、これがフリューゲルホルンとソプラノになると急にお互いの音色を引き立たせ合います。 不思議なのです、音色のブレンドは。 ハービーハンコックのアルバム、「Speak Like a Child」や、その続編とも言える「The Prisoner」がその魅力をたっぷりと伝えてくれます。 いつかそのような、管楽器の魅力をたっぷりお伝えするバンドを作って活動しますので、そのいつの日かをお楽しみに! また今回は土井さんのアルバムからも本人のオリジナル曲を演奏しましたが、非常にユニークな曲で、その類稀な作曲と演奏能力に嫉妬してしまうほどでした。 是非、 土井さんのアルバム とライブもチェックしてみて下さい。 こんな人が日本にいるのかと思うと嬉しくなってしまいます。 また、この4人で演奏出来ればいいなぁと、そして沢山練習しないとなぁと思ったライブでした。 さてさて、明日はTUCにて横山和明Trioと山田拓児Quartetの2本立てライブ。 一夜に2バンド聞けるライブはなかなか無く、また才能

田窪寛之という男

田窪寛之。 ピアニスト。 彼と最初に出会ったのは 2002 年 9 月、僕がバークリーに入学して最初の学期。 たまたま同じアンサンブルのクラスを取り知り合うことになった。 彼の方が先に入学していて、学校生活に慣れている感が見えた。 演奏を聞けば、彼が本物だとすぐに分かった。 以来、一緒に演奏したり遊んだり。 そして時が流れ、僕は 2008 年の 10 月に帰国。 (もう 3 年が経とうとしているのか) 翌年、 2009 年に横浜 JAZZ プロムナードのコンペティションに出場、グランプリを獲得。 この時のピアニストが田窪。 彼は本当にセンスが良い、音が良い、その場の判断が的確かつ絶妙。 おまけに Blog が面白すぎ。 とにかく、ナイスなやつなんです。 今週、一緒に演奏する予定であったそんな彼が、腱鞘炎になってしまった。 バークリーの時にもなったことがあるのだが、聞けばその時よりはまだ良いとのこと。 ミュージシャンにとって腱鞘炎は本当に辛いのです。 精神的に。 正に身体が資本、大事な商売道具である手が使えないのですから。 今は回復に向かって、地道なリハビリをしていると電話で聞いた。 僕はただただ願う事しかできない。一日も早く以前と変わらず素晴しいピアノをきかせてくれることを。 だから、みなさんにも是非お願いしたいと思います。 必ず復帰するので、しばらく待ってて下さい。 以前からのファンの方はご存知の通りの彼のピアノに待ちこがれていると思います。 知らない方は復帰したら是非彼のピアノを聴きに、体感しにライブハウスへ行ってみて下さい。

今週のライブはひと味違う

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今週のライブは面白い企画が 2 つ。 先ずは 10 月 18 日(火)国分寺 T’s にて、 土井徳浩( cl,ts )二本松義史( d )本川悠平( d )と僕の 4 人でのライブ。 先週、待望の リーダーアルバム を発表したばかりの土井さん。 奇才という言葉以外に何が当てはまるだろう?という素晴らしいミュージシャンです。 JAZZ 界には貴重なクラリネット・プレイヤーでもあり、またその演奏技術とアイデアは唯一無二の存在です。 そんな土井さんとの 2 ホーン。 そしてリズム・セクションは土井さんバンドと僕のリーダーバンドのレギュラーベーシストである本川悠平、僕のリーダーバンドのドラマー二本松義史。   これは必ず何かが起こる予感。 今回は、特にクラリネットとバスクラリネットのサウンドも楽しみです。   また、ご飯がとても美味しいので、お店で食べる事をお勧めします。 10月18日(火) 国分寺  T's 東京都国分寺市本町 2-7-5 明星ビル B1 TEL042-325-7767 Start 20:00 music charge ¥ 2300 (学生¥ 1700 ) 土井徳浩( cl )山田拓児( as,ss,bcl )本川悠平( b )二本松義史( d ) ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪ そして 10 月 21 日(金)は、東京 TUC 。 横山和明バンドと山田拓児バンドの 2 バンド合同ライブ。 現在、 JAZZ シーンで活躍中であり、未来の JAZZ シーンを牽引していくミュージシャンが一夜にたくさん見られるという素晴らしい企画。 横山くんは高校生の時に渡辺貞夫さんとツアー。 僕が思うに、彼ほどベテランミュージシャンからの信頼が高い若手ミュージシャンは他にいないと思います。 そんな彼のグループはピアノトリオ。 僕も聴く事ができてなんだかお得なライブだなぁと思い非常に楽しみにしております。 そして僕のバンドですが、本来予定していたピアニスト・田窪寛之は諸事情により、熊谷ヤスマサに変更となりました。 詳しくは こちら に書きましたので、一読して

2011横浜ジャズプロムナード

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9日(日曜日)、横浜ジャズプロムナードの2日目、中村誠一オルガンバンドに出演しました。 関内大ホールにて朝イチの11時半から1時までのステージでしたが、沢山のお客様にお越しいただきました。 本当にありがとうございます。 そして、何より楽しいステージでした。 誠一さんは僕の師匠で、一番最初にお会いしたのは16歳の時。 いつも愛のあるお叱りをいただき、こうしてミュージシャンとして生活できるまで育てていただきました。 今回横で演奏して、改めて師匠の偉大さに気付かされました。 一音の重み、説得力、お客さんを喜ばせるステージング(無理にやっているわけではないですよ。それがまた凄いのです。)。 いつになったらああいうパフォーマンスが出来るのか、、、本当に尊敬します。 中村誠一オルガンバンド 中村誠一(ts,ss)中村紗理(vo)山田拓児(as,bcl)浅岡悠(ts) 土田晴信(org)道下和彦(gt)高橋徹(d) ( 紗理ちゃんのブログ に写真が載っています) プロムナードの参加は今回で3回目。 毎年、沢山のお客さんでみなとみらい・関内エリアは盛り上がります。 どこの会場も超満員。 そのお客さんの数、ジャズに対する愛を感じられずにはいられません。 連休だし、この際沢山ライブを堪能しよう、という事だと思いますが、 このプロムナードで聴きだめしないで下さい! というのが僕の思いです。 正直に言うと、普段お客さんがあまり来ないこともあります。 (その原因・要因は色々ありますが、もちろんお客さんにあるわけでございません) もちろん、一人でも来ていただければ嬉しいのですし、1人でも100人でも同じ気持ちで演奏します。 質の高いライブが毎日どこかで聴けます。 是非ライブハウスに足をお運びいただけると嬉しいです。 ちなみに、 近々、関内にてライブあります。 10月24(月)BarBarBar 11月8日(火)KAMOME どちらも僕が在籍して2年が経ち、メンバー全員が深い関係になってきて(これが大事なのです)サウンドも非常に繊細になってきた鈴木良雄『Generation Gap』の出演です。 是非一度お聴き下さると嬉しいです。 詳しくは 10月スケジュール と 11月スケジュール からどうぞ。 最後に

スティーブ・ジョブズのスピーチ

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僕はこのスピーチがとても大好きです。 何度みても心を突き動かすスピーチだと感じます。 今朝、ラジオを聞いていたら彼の訃報のニュース。 久々に見ましたが、じーんときました。 我が家にmacがやってきたのはおそらく中学生の頃、およそ20年くらい前。 デザインの格好良さ、使い勝手の良さに惚れ込み、以来ずっとmac一筋です。 初めてのmacはPerforma520という大きな箱のパソコン。 そのPerforma520にはシーケンスソフト(作曲ソフト)を入れて、夜な夜な打ち込みしていました。 それもこのスピーチの中で言う、一つの「点」なのでしょうか。 僕はサックスの生徒で小中学生の子も沢山教えています。 彼らには、特にコミュニケーションには気をつけているつもりで、レッスン半分・おしゃべり半分というレッスンも多いです。 人の価値観を変えたりすることは難しい事ですが(その必要性もないのだが)、現代の日本に生きる忙しい子供達に、少しでも視野を広げてほしいと思うので、自分の経験と、それから実はこのスピーチの内容を自分になりに噛み砕いて話していたりします。 このスピーチ、ご覧になった事がない方は、是非一度見てみて下さい。 さてさて、今年も3ヶ月を切りました。 最近は新しい出会いもあり、音楽生活も少しづついい方向に向かっているような気が、なんとなくします。 近々良いニュースも届けられると思いますので、楽しみにしていて下さい。

参加CD情報:出口優日『Look In My Days』

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昨年とあるレコーディングに参加したのですが、ようやく発売されることになりました。 かなり年は離れていますが洗足学園大学の後輩にあたる、出口優日(でぐちゆか)のミニ・アルバム、『Look In My Days』です。 このアルバムで僕は、ビートルズのAcross the Universe他、アレンジを3曲担当しております。演奏はソプラノサックスとアルトサックス、バスクラリネットを吹いています。 現在、店頭では都内と神奈川の山野楽器にて販売中です。 山野楽器のサイトから購入も可能です。 また、レコチョクでも配信されています。 こちらはアルバムの中から、Sunsetという曲とAcross the Universeの2曲が105円で購入できます。 Sunsetでは僕のソプラノがたっぷり聴けます。 Across the Universeは原曲とは違った雰囲気のスローテンポにアレンジしてみました。 変な言い方かもしれませんが、非常にしっかりとしたボーカルです。 彼女はバンドに対して明確なイメージがあるので、一般的にボーカルのバンドでありがちな「歌い手と楽器隊」のようなバラバラ感がありません。 あとは声。非常にいい声です。 是非、これからの彼女の活動にも目を向けていただけると嬉しいです。 出口優日Blogは こちら 1. (They long to be)Close to You 2. Sunset 3. It's too late 4. I'm beginning to see the light 5. Across the Universe 5曲入って1575円(税込)です。 山野楽器でのご購入は こちら 。 「レコチョク」からのダウンロード購入は こちら から、アーティスト検索で「出口優日」を入力すると2曲表示されます。

2011年11月スケジュール

11月8日(火) KAMOME 神奈川県横浜市中区住吉町6-76 TEL 045-662-5357 18:00 open  20:00 start charge 3500円 鈴木良雄『Generation Gap』 鈴木良雄(b)中村恵介(tp,flh)山田拓児(as,ss,bcl)ハクエイ・キム(p)大村亘(d) ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪ 11月9日(水) Village 群馬県桐生市本町5丁目358 Tel & F a x : 0277-43-2770 20:00 start 鈴木良雄『Generation Gap』 鈴木良雄(b)中村恵介(tp,flh)山田拓児(as,ss,bcl)ハクエイ・キム(p)大村亘(d) ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪ 11月18日(金) Alfie 東京都港区六本木6丁目2−35 ハマ六本木ビル 5F TEL:03-3479-2037 ‎ 20:00start 中村健吾 『Unit4』 中村健吾(b,el-b)山田拓児(as,ss)菊池太光(p) 吉田サトシ(gt) 柴田亮(ds)   ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪ 11月30日(水) Jz Brat 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル2階 TEL:03-5728-0168 (受付時間は平日15:00~21:00) 17:30 open 1st set 19:30 2nd set 21:00 charge 4500円(入れ替えなし) ※予約をお勧めします。昨年、おかげさまで超満員でした。4管のゴージャスなサウンドです。 斉田佳子 Bon Voyage vol.4 birthday special 斉田佳子(vo) 三木俊雄(ts)山田拓児(as)高瀬龍一(tp)片岡雄三(tb) 堀 秀彰(p)生沼邦夫(b)吉岡大輔(ds)