田窪寛之という男








田窪寛之。
ピアニスト。

彼と最初に出会ったのは20029月、僕がバークリーに入学して最初の学期。
たまたま同じアンサンブルのクラスを取り知り合うことになった。
彼の方が先に入学していて、学校生活に慣れている感が見えた。
演奏を聞けば、彼が本物だとすぐに分かった。
以来、一緒に演奏したり遊んだり。




そして時が流れ、僕は2008年の10月に帰国。
(もう3年が経とうとしているのか)

翌年、2009年に横浜JAZZプロムナードのコンペティションに出場、グランプリを獲得。
この時のピアニストが田窪。
彼は本当にセンスが良い、音が良い、その場の判断が的確かつ絶妙。
おまけにBlogが面白すぎ。

とにかく、ナイスなやつなんです。


今週、一緒に演奏する予定であったそんな彼が、腱鞘炎になってしまった。
バークリーの時にもなったことがあるのだが、聞けばその時よりはまだ良いとのこと。

ミュージシャンにとって腱鞘炎は本当に辛いのです。
精神的に。
正に身体が資本、大事な商売道具である手が使えないのですから。


今は回復に向かって、地道なリハビリをしていると電話で聞いた。
僕はただただ願う事しかできない。一日も早く以前と変わらず素晴しいピアノをきかせてくれることを。


だから、みなさんにも是非お願いしたいと思います。
必ず復帰するので、しばらく待ってて下さい。
以前からのファンの方はご存知の通りの彼のピアノに待ちこがれていると思います。
知らない方は復帰したら是非彼のピアノを聴きに、体感しにライブハウスへ行ってみて下さい。

このブログの人気の投稿

初めてのジャズライブハウス

Lite Blueをいつでもどこでも

ナスカン