「Lite Blue」CDジャケットに関するはなし




ファーストリーダーアルバム、「Lite Blue」の発売まで、1ヶ月と少し。
ようやくCDのジャケットが決まりました。



このアルバムは録音したのが2008年の10月。
完全帰国するほんの20日に録音したものです。

その頃から、自分のアルバムには自分の写真ではなく「絵」でいこう、と強く決めていました。

しかも、「誰か」の絵ではなく、「ソネユウコ」という友達の絵をCDジャケットに使いたいと強く思っていました。
そう思い続けて3年。
ようやくリリースすることになり、そして希望通りソネさんの作品でジャケットを作ることができました。


ソネさん、僕がニューヨークに住んでいた頃に知り合った画家で、年も同じくらいで、フィールドは違えど、言い方が古いかもしれないがいわゆる「修行」でNYに住んでいました。
現在、長いNY生活を終えて、つい最近日本に帰国したばかりのアーティストです。


NYと言えば、ジャズ同様、アートの世界も非常に深いのは周知の事実。
世界各国から様々なアーティストが集まる街。
一見、刺激が多く、楽しそうな街ではあるが、楽しいだけではありません。
ニューヨークは住むと色んな世界が見えて辛い経験もたくさんします。
そのような中だからこそ、産まれる作品があるのかもしれません。
そこで彼女はひたすら作品を創り続けてきました。

ソネさんの作品は、何かを無理に訴えかけてくるはなく、自然に身体に馴染んできます。
どういう縁か、DNAに組み込まれているのでしょうか、僕は音楽でいうと、ケルト音楽を聴くと非常に懐かしく感じてしまいます。
全然知識などないのに。
ソネさんの絵は、いつも僕のDNAの組み込まれている何かを刺激します。


そして、言ってしまえば、僕同様まだまだ無名の新人。
僕自身彼女のファンで、もっと沢山の人に知ってもらいたいという気持ちもあります。
(ただ、彼女は良い意味でいわゆるアーティスト気質なのか、世に出るということに関して疎いところもあります。彼女のホームページがないのです。いずれ作ってくれるとは思います。)


そんなわけで、今回はソネさんに依頼し、CD音源を渡して新作を描いていただきました。
Amazonなどのネットショッピングのサイトで見ると画素数が低いので、その作品の素晴しさのほんの少ししか伝えきれないかもしれません。
実際にCDを購入していただいて、その作品の深さを味わっていただけると嬉しいです。


何度も見たくなる絵です。
絵の中から何かを発見したくなる衝動にかられます。


今回発売するダイキムジカという会社のCDはすべて高品質な紙ジャケ仕様。
紙ジャケと言っても色々あってペラペラな物もありますが、ダイキムジカの紙ジャケは持った時の質感が厚くしっかりしています。
また、少し普通のCDジャケットより大きいのです。
CDショップに行くと、ダイキムジカの作品だけ、高さが他よりも高くて目立ちます。


「Lite Blue」のジャケットを額縁にいれて飾っていただきたい、そういう思いもあります。
音楽と一緒に絵も楽しんでいただけると嬉しいです。



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