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T'sのライブ

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少し遅くなりましたが、火曜日のT'sにお越しいただたお客様、ありがとうございました。 T's は雰囲気がアットホームでとても居心地が良く、そう感じる方も多いように思います。 いつもかかっている音楽も良いし。ご飯も美味しいし。 行った事が無い方、オススメです。 今回のライブ。 メンバーはリーダーアルバムを発表したばかりの奇才・土井徳浩、本川悠平、二本松義史との4人。 土井さんのクラと、僕のバスクラの組み合わせ、いかがでしたか? あまりライブハウスでは聞くことの出来ない音色を楽しんでいただけたのではないでしょうか。 管楽器の魅力の一つに、数種の管楽器と組み合わせた時に生じる音色が、単体で聞く時と印象が変わる、ということが上げられると思います。 今回は土井さんはクラリネット、アルト&テナーサックスの3本、僕はアルト&ソプラノサックスとバスクラリネットの3本楽器を持ち替えして、色んな音色の組み合わせを楽しみました。 組み合わせによってはイマイチな組み合わせもあります。 僕の経験上、ソプラノとバスクラはイマイチな感じでした(テンポやメロディーによっては良いのかもしれませんが)。 トランペットとソプラノもイマイチですが、これがフリューゲルホルンとソプラノになると急にお互いの音色を引き立たせ合います。 不思議なのです、音色のブレンドは。 ハービーハンコックのアルバム、「Speak Like a Child」や、その続編とも言える「The Prisoner」がその魅力をたっぷりと伝えてくれます。 いつかそのような、管楽器の魅力をたっぷりお伝えするバンドを作って活動しますので、そのいつの日かをお楽しみに! また今回は土井さんのアルバムからも本人のオリジナル曲を演奏しましたが、非常にユニークな曲で、その類稀な作曲と演奏能力に嫉妬してしまうほどでした。 是非、 土井さんのアルバム とライブもチェックしてみて下さい。 こんな人が日本にいるのかと思うと嬉しくなってしまいます。 また、この4人で演奏出来ればいいなぁと、そして沢山練習しないとなぁと思ったライブでした。 さてさて、明日はTUCにて横山和明Trioと山田拓児Quartetの2本立てライブ。 一夜に2バンド聞けるライブはなかなか無く、また才能

田窪寛之という男

田窪寛之。 ピアニスト。 彼と最初に出会ったのは 2002 年 9 月、僕がバークリーに入学して最初の学期。 たまたま同じアンサンブルのクラスを取り知り合うことになった。 彼の方が先に入学していて、学校生活に慣れている感が見えた。 演奏を聞けば、彼が本物だとすぐに分かった。 以来、一緒に演奏したり遊んだり。 そして時が流れ、僕は 2008 年の 10 月に帰国。 (もう 3 年が経とうとしているのか) 翌年、 2009 年に横浜 JAZZ プロムナードのコンペティションに出場、グランプリを獲得。 この時のピアニストが田窪。 彼は本当にセンスが良い、音が良い、その場の判断が的確かつ絶妙。 おまけに Blog が面白すぎ。 とにかく、ナイスなやつなんです。 今週、一緒に演奏する予定であったそんな彼が、腱鞘炎になってしまった。 バークリーの時にもなったことがあるのだが、聞けばその時よりはまだ良いとのこと。 ミュージシャンにとって腱鞘炎は本当に辛いのです。 精神的に。 正に身体が資本、大事な商売道具である手が使えないのですから。 今は回復に向かって、地道なリハビリをしていると電話で聞いた。 僕はただただ願う事しかできない。一日も早く以前と変わらず素晴しいピアノをきかせてくれることを。 だから、みなさんにも是非お願いしたいと思います。 必ず復帰するので、しばらく待ってて下さい。 以前からのファンの方はご存知の通りの彼のピアノに待ちこがれていると思います。 知らない方は復帰したら是非彼のピアノを聴きに、体感しにライブハウスへ行ってみて下さい。

今週のライブはひと味違う

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今週のライブは面白い企画が 2 つ。 先ずは 10 月 18 日(火)国分寺 T’s にて、 土井徳浩( cl,ts )二本松義史( d )本川悠平( d )と僕の 4 人でのライブ。 先週、待望の リーダーアルバム を発表したばかりの土井さん。 奇才という言葉以外に何が当てはまるだろう?という素晴らしいミュージシャンです。 JAZZ 界には貴重なクラリネット・プレイヤーでもあり、またその演奏技術とアイデアは唯一無二の存在です。 そんな土井さんとの 2 ホーン。 そしてリズム・セクションは土井さんバンドと僕のリーダーバンドのレギュラーベーシストである本川悠平、僕のリーダーバンドのドラマー二本松義史。   これは必ず何かが起こる予感。 今回は、特にクラリネットとバスクラリネットのサウンドも楽しみです。   また、ご飯がとても美味しいので、お店で食べる事をお勧めします。 10月18日(火) 国分寺  T's 東京都国分寺市本町 2-7-5 明星ビル B1 TEL042-325-7767 Start 20:00 music charge ¥ 2300 (学生¥ 1700 ) 土井徳浩( cl )山田拓児( as,ss,bcl )本川悠平( b )二本松義史( d ) ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪ そして 10 月 21 日(金)は、東京 TUC 。 横山和明バンドと山田拓児バンドの 2 バンド合同ライブ。 現在、 JAZZ シーンで活躍中であり、未来の JAZZ シーンを牽引していくミュージシャンが一夜にたくさん見られるという素晴らしい企画。 横山くんは高校生の時に渡辺貞夫さんとツアー。 僕が思うに、彼ほどベテランミュージシャンからの信頼が高い若手ミュージシャンは他にいないと思います。 そんな彼のグループはピアノトリオ。 僕も聴く事ができてなんだかお得なライブだなぁと思い非常に楽しみにしております。 そして僕のバンドですが、本来予定していたピアニスト・田窪寛之は諸事情により、熊谷ヤスマサに変更となりました。 詳しくは こちら に書きましたので、一読して

2011横浜ジャズプロムナード

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9日(日曜日)、横浜ジャズプロムナードの2日目、中村誠一オルガンバンドに出演しました。 関内大ホールにて朝イチの11時半から1時までのステージでしたが、沢山のお客様にお越しいただきました。 本当にありがとうございます。 そして、何より楽しいステージでした。 誠一さんは僕の師匠で、一番最初にお会いしたのは16歳の時。 いつも愛のあるお叱りをいただき、こうしてミュージシャンとして生活できるまで育てていただきました。 今回横で演奏して、改めて師匠の偉大さに気付かされました。 一音の重み、説得力、お客さんを喜ばせるステージング(無理にやっているわけではないですよ。それがまた凄いのです。)。 いつになったらああいうパフォーマンスが出来るのか、、、本当に尊敬します。 中村誠一オルガンバンド 中村誠一(ts,ss)中村紗理(vo)山田拓児(as,bcl)浅岡悠(ts) 土田晴信(org)道下和彦(gt)高橋徹(d) ( 紗理ちゃんのブログ に写真が載っています) プロムナードの参加は今回で3回目。 毎年、沢山のお客さんでみなとみらい・関内エリアは盛り上がります。 どこの会場も超満員。 そのお客さんの数、ジャズに対する愛を感じられずにはいられません。 連休だし、この際沢山ライブを堪能しよう、という事だと思いますが、 このプロムナードで聴きだめしないで下さい! というのが僕の思いです。 正直に言うと、普段お客さんがあまり来ないこともあります。 (その原因・要因は色々ありますが、もちろんお客さんにあるわけでございません) もちろん、一人でも来ていただければ嬉しいのですし、1人でも100人でも同じ気持ちで演奏します。 質の高いライブが毎日どこかで聴けます。 是非ライブハウスに足をお運びいただけると嬉しいです。 ちなみに、 近々、関内にてライブあります。 10月24(月)BarBarBar 11月8日(火)KAMOME どちらも僕が在籍して2年が経ち、メンバー全員が深い関係になってきて(これが大事なのです)サウンドも非常に繊細になってきた鈴木良雄『Generation Gap』の出演です。 是非一度お聴き下さると嬉しいです。 詳しくは 10月スケジュール と 11月スケジュール からどうぞ。 最後に

スティーブ・ジョブズのスピーチ

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僕はこのスピーチがとても大好きです。 何度みても心を突き動かすスピーチだと感じます。 今朝、ラジオを聞いていたら彼の訃報のニュース。 久々に見ましたが、じーんときました。 我が家にmacがやってきたのはおそらく中学生の頃、およそ20年くらい前。 デザインの格好良さ、使い勝手の良さに惚れ込み、以来ずっとmac一筋です。 初めてのmacはPerforma520という大きな箱のパソコン。 そのPerforma520にはシーケンスソフト(作曲ソフト)を入れて、夜な夜な打ち込みしていました。 それもこのスピーチの中で言う、一つの「点」なのでしょうか。 僕はサックスの生徒で小中学生の子も沢山教えています。 彼らには、特にコミュニケーションには気をつけているつもりで、レッスン半分・おしゃべり半分というレッスンも多いです。 人の価値観を変えたりすることは難しい事ですが(その必要性もないのだが)、現代の日本に生きる忙しい子供達に、少しでも視野を広げてほしいと思うので、自分の経験と、それから実はこのスピーチの内容を自分になりに噛み砕いて話していたりします。 このスピーチ、ご覧になった事がない方は、是非一度見てみて下さい。 さてさて、今年も3ヶ月を切りました。 最近は新しい出会いもあり、音楽生活も少しづついい方向に向かっているような気が、なんとなくします。 近々良いニュースも届けられると思いますので、楽しみにしていて下さい。

参加CD情報:出口優日『Look In My Days』

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昨年とあるレコーディングに参加したのですが、ようやく発売されることになりました。 かなり年は離れていますが洗足学園大学の後輩にあたる、出口優日(でぐちゆか)のミニ・アルバム、『Look In My Days』です。 このアルバムで僕は、ビートルズのAcross the Universe他、アレンジを3曲担当しております。演奏はソプラノサックスとアルトサックス、バスクラリネットを吹いています。 現在、店頭では都内と神奈川の山野楽器にて販売中です。 山野楽器のサイトから購入も可能です。 また、レコチョクでも配信されています。 こちらはアルバムの中から、Sunsetという曲とAcross the Universeの2曲が105円で購入できます。 Sunsetでは僕のソプラノがたっぷり聴けます。 Across the Universeは原曲とは違った雰囲気のスローテンポにアレンジしてみました。 変な言い方かもしれませんが、非常にしっかりとしたボーカルです。 彼女はバンドに対して明確なイメージがあるので、一般的にボーカルのバンドでありがちな「歌い手と楽器隊」のようなバラバラ感がありません。 あとは声。非常にいい声です。 是非、これからの彼女の活動にも目を向けていただけると嬉しいです。 出口優日Blogは こちら 1. (They long to be)Close to You 2. Sunset 3. It's too late 4. I'm beginning to see the light 5. Across the Universe 5曲入って1575円(税込)です。 山野楽器でのご購入は こちら 。 「レコチョク」からのダウンロード購入は こちら から、アーティスト検索で「出口優日」を入力すると2曲表示されます。

2011年11月スケジュール

11月8日(火) KAMOME 神奈川県横浜市中区住吉町6-76 TEL 045-662-5357 18:00 open  20:00 start charge 3500円 鈴木良雄『Generation Gap』 鈴木良雄(b)中村恵介(tp,flh)山田拓児(as,ss,bcl)ハクエイ・キム(p)大村亘(d) ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪ 11月9日(水) Village 群馬県桐生市本町5丁目358 Tel & F a x : 0277-43-2770 20:00 start 鈴木良雄『Generation Gap』 鈴木良雄(b)中村恵介(tp,flh)山田拓児(as,ss,bcl)ハクエイ・キム(p)大村亘(d) ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪ 11月18日(金) Alfie 東京都港区六本木6丁目2−35 ハマ六本木ビル 5F TEL:03-3479-2037 ‎ 20:00start 中村健吾 『Unit4』 中村健吾(b,el-b)山田拓児(as,ss)菊池太光(p) 吉田サトシ(gt) 柴田亮(ds)   ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪ 11月30日(水) Jz Brat 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル2階 TEL:03-5728-0168 (受付時間は平日15:00~21:00) 17:30 open 1st set 19:30 2nd set 21:00 charge 4500円(入れ替えなし) ※予約をお勧めします。昨年、おかげさまで超満員でした。4管のゴージャスなサウンドです。 斉田佳子 Bon Voyage vol.4 birthday special 斉田佳子(vo) 三木俊雄(ts)山田拓児(as)高瀬龍一(tp)片岡雄三(tb) 堀 秀彰(p)生沼邦夫(b)吉岡大輔(ds)