アルバム『Lite Blue』録音準備その1「作曲」

ファーストアルバム「Lite Blue」(読み方はライト・ブルーです)、発売まであと一週間となりました。



これまでアルバム参加メンバーを紹介してきましたが、今日はこのアルバム完成までの経緯をお話しようと思います。

先ずレコーディングをしたのが2008年の10月。
今から3年も前の話です。

3年経った今、この録音を聴いてみて、テクニックは今より劣っていますが、当時のぼくにしか出せない音、その時の境遇、人生観や経験が音に表れていると感じます。


このアルバムを作ろうと思ったきっかけは、僕の6年半に及ぶアメリカ生活の一つの区切りとして、帰国前にその記録を残したいという気持ちでした。

そして、「ここはアメリカ、憧れのミュージシャンと録音したい!日本に帰ったら出来ない事はないけど、このタイミングを逃したら一生録音できないかもしれない」という気持ちがあり、録音に至ったわけです。

ボストンからニューヨークに移ってから、長い間自分のアルバムを作りたいと思っていましたが、より強く感じたのは帰国をする半年前でした。

それから、先ずは最初の準備は曲を用意するところから始めました。
それまでもオリジナルを書いていましたが、アルバム作品として出す時に全体のバランスを考えるとこれでは足りないと思いました。似たようなテンポや曲調ばかりではアルバムとしてはバランスが悪いので様々な曲が必要になります。


録音に入る前までは、寝ても覚めても作曲しなくては、ということばかり考えていて、朝起きたら何よりも先ずキーボードの前に座っていました。
僕は作曲はとても時間がかかるので、一曲完成するまでに3ヶ月かかることもあります。
(ちなみにタイトル曲、Lite Blueは僕にしては珍しく20分という短い時間でできた曲です)


そして曲が揃った。
UoUのメンバーにも沢山演奏してもらって試行錯誤しながら。


あとはどこで誰を録音するか?

その2へ続く



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詳しくはDiscographyのページをご覧下さい。


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