アルバムメンバー紹介:Danny Grissett

ダニー・グリセット。
今、世界で最も注目されているピアニストの一人である。

マンハッタンのジャズギャラリーというお店で、ロイ・ハーグローヴ、ダレン・バレットの2トランペットのライブを見た時が最初の出会いだと記憶している。
ベースはリューベン・ロジャーズ、ドラムはグレッグ・ハッチンソン。
この4人は皆同世代で、80年代後半から活躍し、沢山のジャズレジェンズとの共演を経て、今では世界を代表するプレイヤー達だ。
その中で一世代若いピアニスト、ダニーがいた。


ダニーを見たのはその時が初めてで、すぐにそのプレイに魅了された。
初めて聴くサウンドでとてもオリジナリティが強いけど、ルーツはすぐ分かる。
とても伝統を重んじたサウンドだ。
そしてとても好きな音楽性だった。


以来、彼のサウンドが気になり、調べると色んなプレイヤーと演奏しているが分かった。
現在トランペットのトム・ハレルのバンドを始め、沢山のミュージシャンからのオファーが多い、世界のファーストコール(仕事を頼む時に電話を一番最初にかけること)ミュージシャンだ。


現在まで4枚のリーダー作を、オランダの名門ジャズレーベル「クリス・クロス」から発表、サイドマンとしては、トム・ハレル、ジェレミー・ペルト、ヴィンセント・ハーリング等、特に管楽器プレイヤーからの信頼がとても厚い。


実際の一緒に演奏してみると、彼から湧き出るアイデアに驚くばかりであった。
ソロを取っても、僕の伴奏をしていても、ダニーにしか出せない音に包み込まれた。

リハーサルとレコーディング2日間、合わせて3日の演奏だったが、とても幸せな時間を過ごした。
これぞ、ニューヨーク。
ダニーと録音したいという夢がかなった瞬間だった。


ハービー・ハンコック、マルグリュー・ミラーに続く新しい世代の「音の魔術師」。
その魔法にかけられ新しい色が描き加えられた曲とメンバーのプレイを是非楽しんでいただきたい。

Steve WillsonとのDuo。
ミステリアスなダニーのオリジナル。
美しいです。



Dannyのリーダー作、第一弾。
コルトレーンのMoment's Notice、オリジナルとはかなり印象が違ってきこえます。


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