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八王子のライブハウス「Jazz Trane」を応援しよう!

ここ数年、特に今年は相次いでライブハウスが閉店に追い込まれました。 そのような中、今年4月に後輩の浅岡悠くんが八王子にジャズのライブハウス「Jazz Trane」を立ち上げました。 プロのミュージシャンの視点から、このミュージシャンのライブは絶対に見て欲しい!というミュージシャンをブッキングしてライブを開催しています。 ライブの他にも、同じ場所で音楽教室を運営し、趣味でジャズをこれから始めたい方から、プロ志望の方まで幅広くレッスンしています。 まだ1年も経っていないこともあり、軌道に乗るまでにはもう少々時間がかかると思います。
高い志を持って開店した場所を、先ずは皆さんに知っていただけると嬉しいです。リスクを恐れず30代でジャズのライブハウスを経営するなんて尊敬します。格好良いです。
そして、余裕のある方は会員にご登録していただけると今後もお店の存続と文化の発展につながると思います。(この記事の下に浅岡くんのfacebookの投稿を転載しております)
プロのミュージシャンの方も、レンタルスペースとして使えるそうです。ワークショップやイベント等でお使いいただけます。例えばクラシックの方も、こういう場所を使ってみるのも良いかと思います。 来年は僕も借りてワークショップの開催を考えております。
そして、つい昨日決まりましたが、ここJazz Traneにて僕とピアノの中村泰介君とのDuoがあります。 是非こちらもよろしくお願いいたします。 1月18日(金)八王子Jazz Trane https://jazztraneorg.wordpress.com 山田拓児(as)中村泰介(p)duo
以下、浅岡くんのFacebook記事を転載します。 ====== 【※重要 八王子Jazz Traneよりお知らせ シェア歓迎】

自分の全てを受け入れること

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コンペティションを除いて音楽はスポーツのように点数やタイムを競うことはない。 それでも表現方法やテクニカル的な部分で、出来る出来ない、上手下手というのは明確に分かる。 みんなそれぞれ自分と戦って切磋琢磨して少しずつ上達していく。 すぐに目標達成することもあれば、何年も習得できないこともある。
僕は大抵音色に悩んでいる。何年も。 もっと良い音色出したいといつも思っている。 「良い音色だね」と、ミュージシャン仲間やお客さんに言ってもらえると、それは嬉しい。 しかしその反面そうは思わない事もよくある。その音色がウィークポイントと感じる事がある。
ただ、最近はそれを全て受け入れるようになってきた。 自分が思っている弱点を皆んなが褒めてくれる、それはもしかしたら個性なのかもしれないと考え、それを受け入れる事ができるようになってきた。
実は弱点と個性は表裏一体なのではないか。
――――― ミュージシャンは「俺なんて私なんて」という人が多い。もちろん卑下するする気持ちも分かるし、表現したい事を難なく表現できる技術は可能な限り高めるべきでと思う。 そりゃチャーリー・パーカーを聴けば、まだまだ自分はと思うし、近づきたい・超えたいと思うのがミュージシャンの心理だろう。 ただ、ずっとそういう気持ちでいるのは勿体ない。成長過程は苦しみながらもがきながら演奏しないといけないかもしれない。それでもそれを楽しめるようになるとその先は楽しくなる。
――――― チンさんの愛称で親しまれている日本を代表するベーシスト、鈴木良雄さんのバンドに7年在籍した。 一緒に演奏していた頃は「ステージに上がればミュージシャンはまな板の上の鯉」とよく仰っていた。 若さ故「そんな事分かってるよ」と内心思っていた。(チンさんすみません) 自分で培ってきたこと、様々な経験がそのミュージシャンを形成する、結局最終的には自分自身の問題だと思っていた。 もちろんそうではある。 しかし、その本来の意味をようやく最近分かってきたように感じる。
自分の全てを受け入れること。 その上でまな板の上の鯉という言葉が成り立つと思う。 自分の全てを受け入れることはとても勇気のいる事。 嫌な面も自分の一面、個性と受け入れること。 Embrace Yourself.

On Green Dolphin Streetを研究してみる

facebookに「The Sax Studio」というページを開設していて、そのページだけ公開しようと思いましたが、こちらでも残しておこうと思います。
======== スタンダード曲考察 「On Green Dolphin Street」
ジャムセッションのThe定番曲です。 テーマの最後の2小節間(III-VI-II-V)を3回繰り返すかどうか? 打ち合わせをしないジャムセッションでは、迷って崩壊することもあるあのパートに関して考察したいと思います。
ーーーーー オリジナルは一般的なスタンダード曲と同じ32小節の曲です。 29~30小節目を3回繰り返しを追加して、今では誰もがやるようになってきました。 しかし、こういうスタンダード曲こそしっかり原曲を勉強しないといけません。
まず、本当のメロディーを知ること。 オリジナルのテーマは、31小節目のトニックコードに着地してもメロディーは5度の音を歌い続けています。なんとなく締まらないといか、浮遊間があるまま曲が終わります。
歌モノのスタンダード曲は先ずは歌手を聞くようにしています。 その中でも僕は一番エラ・フィッツジェラルドを信頼しているのですが、オリジナルのテーマを嘘偽りなく歌いきるのは彼女の右に出るものはいないと思います。 そして莫大な量のスタンダードを彼女は歌っているので、先ずはエラが歌っているか調べています。 やはりこの曲も歌っていました。はぁなんと艶ややかな!これぞジャズボーカル! そして最後のパート、「Green Dolphin Street~♪」とオリジナルに忠実に5度で伸ばして終わっています。 しかもオリジナルメロディーとインストでよくやるメロディーは全然違うではないか! ここ結構重要です。 先ずはこのオリジナルのテーマを知ること。
ーーーーー さて、それではインストでやる定番のキメの話。 そもそも誰が始めたのか? 色々調べていますが、いまのところおそらくマイルスのバンドが最初なのでは?と思います。
「1958 Miles」 のアルバムに収録されていて、録音は表題通り1958年。(発売されたのは70年代と、かなり後です。)

2019年1月スケジュール

2019年1月スケジュール ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪  1月12日(土)御茶ノ水NARU 大坂昌彦グループ 大坂昌彦(d)石川広行(tp)山田拓児(as,ss,bcl)今泉正明(p)川村竜(b)
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ 
1月18日(金)八王子Jazz Trane
山田拓児(as)中村泰介(p)duo

♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪  1月24日(木)関内 Adlib 海野俊輔duo 海野俊輔(d)山田拓児(as)
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪  1月25日(金)横浜中華街 ローズホテル横浜 椎谷求バンド 椎谷求(gt)山田拓児(as)
18時20分~ 19時20分~ 20時20分~ 各40分 レストランでの演奏でミュージックチャージ無料です
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪  1月29日(火)関内Jazz Is 山田拓児trio 山田拓児(as,ss)田中菜緒子(p)千北祐輔(b)
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪  1月31日(木)南青山Body&Soul 山田拓児FOLKLORE 山田拓児(as,ss,bcl)土井徳浩(ts,cl)吉本章紘(ts,fl)張替啓太(tb) 熊谷ヤスマサ(p)千北祐輔(b)山田玲(d)
リーダーバンドFOLKLORE、BODY&SOUL定例公演ですが、今回は木曜日です。 お間違えのないようにお願いいたします。 その次は3月27日、いつものように奇数月の最終水曜日です。よろしくお願いいたします。

「ファン」

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音大でジャズを学ぶため、僕は1998年に上京してきた。
その頃は、というと昔話をするオジさんのようで(心は違っても実際もうオジさんの年だ)煙たい奴のように思うかもしれないけど、少し書こうと思う。

学生だし、まずはとにかく練習して上達しないといけないので、頻繁にライブハウスに出歩くことはなかったが、それでも先生のライブや来日アーティストのライブにワクワクしながら足を運んだ。
その頃と今を比べると当時の状況はやや違うように感じる。どこでもというわけではないが、人気のお店は満員になることもよくあり、お店の外までお客さんが並び満席で入店を断っていることもあった。
もちろん、今もそういうこともある。 あるけど、昔にくらべると本当に少なくなってきたと思う。
その原因、というとネガティブな要素なようだが、様々な理由がある。2008年のリーマンショックや2011年の震災後の「控える」生活習慣、ジャズファンの高齢化。仕方がないこともあるが、他にも、店がミュージシャンを大事にしない、ミュージシャン側も店への配慮に欠ける、店とミュージシャンがお客を大事にしない、そんなこともたまに感じることがあった。
理由は様々ではあるが、要するに「昔はよかったな、お客さん沢山きてたよな。」「昔は店に常連のお客がもっとたくさんいた。」という会話を聞くようになってきた。
ーーーーー 先日僕のリーダーライブがあった。 音楽はメンバーの尽力のおかげでとても良かったと思う。 数年続けてきて自分の表現したいことが形になってきた。
ただ、正直お客さんの数は少なかった。
お客さんの数が少なくても、例えば一人であろうがもちろん一生懸命演奏する。大半のミュージシャンはそうだろう。 でも、お客さんもミュージシャンも、お客さんの数が多い方が良い。 ライブは生モノ。 お客さんの数で独特な緊張感が生まれたり、盛り上がったり、音楽に大きく左右する。
ーーーーー 最近のライブハウス事情。
本当にいつもガラガラなのか? そんなことはない。 お客さんが入るときはたくさん入る。 しかしそれは、お店が好きというより、特定の好きなミュージシャンを追っかけているように感じる。 自分の好きなミュージシャンのみ。
いや、もちろんそれでいいのだ。